今すぐ、低い診療報酬(点数)を大幅に引き上げてください
- 2025年8月13日(水) 15:48 JST
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令和7年8月13日
厚生労働大臣 福岡 資麿 様
福井県保険医協会
会長 津田 武嗣
今すぐ、低い診療報酬(点数)を大幅に引き上げてください
貴職におかれましては、国民医療の確保のために尽力しておられることに敬意を表します。
さて、地域医療を支える開業医に『2022~2024年度の経営状況』と『診療報酬(点数)に対する実感』について調査をおこないました。次のような事がわかりました。
『2022~2024年度の経営状況』
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・(病院)支援金がなかったら3期連続赤字になる医療施設がある(支援金があっても2期連続赤字)。 ・(無床診)支援金があってもなくても2期連続利益減少になる医療施設がある。 |
『診療報酬(点数)に対する実感』
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・施設基準や点数算定の要件が煩雑で負担が増している。点数が見合わない。 ・急激な医療DXや医療機器の導入/更新の負担が増している。点数が見合わない。 ・経済/気象状況の激変による物価高騰で負担が増している。点数が見合わない。 ・控除対象外消費税の支払いの負担が増している。点数が見合わない。 ・補助金/助成金/交付金は実情に応じた金額ではない。点数が見合わない。 |
(実態)
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厚労省の資料でも、医療法人の経常利益の最頻値は「0.0~1.0%」(2022~23 年度)と、多くの医療機関が危機的状況に置かれていることは明らかです。医療機関の倒産、休廃業・解散(2024 年度)は過去最高となり、診療科の縮小・閉鎖は全国で起きています。 |
私たちは、(実態)を鑑みて開業医の実感が概ね妥当であると確信しています。病院が3期連続赤字経営になる、無床診が2期連続利益減少になる(いずれ赤字経営にて倒産)ような診療報酬改定が、医療制度を持続可能にするものと言えるのでしょうか。
よって、次のことを要望します。
記
一、2026 年診療報酬改定において、診療報酬の大幅な引き上げを強く求めます。
一、2024年診療報酬改定後に生じた医療機関の損失補填策も同時に強く求めます。
以上