オンライン資格確認・マイナ保険証に関する調査にご協力をお願いします

  • 2024年2月22日(木) 12:02 JST

2024年2月22日

 

院長 様

医療事務担当者 様

 

福井県保険医協会

会長 津田 武嗣

 

オンライン資格確認・マイナ保険証に関する調査にご協力をお願いします

 

 この度は、弊会の調査活動にご協力いただき誠にありがとうございます。

 さて、デジタル大臣の河野太郎氏は、予定通り12月には健康保険証の新規発行を停止して、マイナンバーカードを利用した保険証(マイナ保険証)を基本とする仕組みに移行すると明言しました。マイナンバー情報総点検を昨年で完了させ、再発防止策としてのシステム改修もおこなっていくとしています。

 本当でしょうか?そもそも、マイナ保険証により本人の薬剤情報や診療情報に基づいた医療の質の向上や、なりすましの防止など、患者側・医療側の双方に多くのメリットがあるとして、強行的にオンライン資格確認とマイナ保険証を推し進めた結果、「紐付け誤り」「登録されている患者情報の不備」「顔認証の認識率の低さ」等により、患者側・医療側の双方に多くの負担感と絶望感を与えただけではないでしょうか。

新年を迎え、本当に登録された情報の不備が解消され、システム改修により顔認証の認識率が上がったのでしょうか。でなければ、導入目的である医療の質の向上やなりすまし防止が実現するはずがありません。医療現場と患者が更に混乱するだけです。

 そこで、2024年1月1日以降を対象として、オンライン資格確認システムとマイナ保険証について、実態調査をおこないます。医療事務担当者様のご協力もお願いしております。メール・ファクシミリ・返信用封筒のいずれかにて回答を送付いただけますと幸甚です。

 

※回答の2重計上を回避するために番号を付与しています

※集計結果について、広報や要望等の活動に利用します

※設問の趣旨と異なる回答は保留とします(集計対象からは除外)

問1 貴院の区分をお選びください

   □病院 □有床診療所 □無床診療所 □歯科

問2 1月1日以降、マイナ保険証・オンライン資格確認に関してトラブルがありますか。

   □ある □ない(ない場合は、問3~問6の回答は不要です)

問3 「ある」と回答された方。該当するものに☑をして下さい(複数回答可)。

□該当の被保険者番号がない  □資格情報の無効がある  □名前や住所の間違い

□名前や住所で●が表記される

□負担割合の齟齬 

→ □国保 ・ □社保 ・ □後期高齢 ・ □限度額認定に誤り等があった

□他人の情報が紐づけられていた  □間違った医療情報が紐づけられていた

□カードリーダーでエラーがでる

問4 トラブルの具体的な内容を記載してください。

 

 

問5 トラブルについてどのように対応しましたか(複数回答可)。

□その日に持ち合わせていた健康保険証で資格確認をした

□オンライン資格確認のコールセンターに連絡をした

□保険者に連絡をして相談した

□レセコンメーカーに相談をした

□前回来院時の情報をもとに対応をした

□その他

問6 保険資格や負担割合の齟齬、限度額認定の誤り等で、保険者から返戻・減点はありましたか。

□返戻があった   □減点があった   □ない

問7 健康保険証が廃止された場合の受付業務について(複数回答可)。

□一定落ち着いていると思う     □今も混乱しており、廃止後は受付業務に忙殺されると思う

□診察の待ち時間が長くなると思う  □スタッフを増やして対応せざるを得ないと思う

□その他

問8 健康保険証の廃止について

  □賛成 □反対 □どちらでもない

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