「入院中の患者の他医療機関への受診について(他科受診)」実態調査への協力依頼

  • 2021年5月18日(火) 15:56 JST

令和3年5月18日

精神科を標榜する医療機関 御中

福井県保険医協会

会長 津田 武嗣

「入院中の患者の他医療機関への受診について(他科受診)」実態調査への協力依頼  

 この度は、弊会の調査にご協力いただき誠にありがとうございます。

 さて、他科受診の算定要件を満たし、自院に入院していない患者を診たにも関わらず、他院に入院していることを理由に、入院中の患者以外の患者を算定要件とする精神科専門療法の通院・在宅精神療法を減点されたという報告がありました。診療報酬は自院の取り扱いとなっているはずです。

 つきましては、実態調査をおこないますのでご協力をお願いします。

次の設問に回答をお願いします。

(省略)

その他ご意見 ご協力ありがとうございました

FAX送付:0776-21-1649又は返信用封筒

医療機関の負担軽減を求める要望書

  • 2021年5月14日(金) 16:01 JST

2021年5月14日

厚生労働大臣 田村 憲久 殿

福井県保険医協会

会長  津田 武嗣

副会長 吉田 浩士

医療機関の負担軽減を求める要望書

 貴職におかれましては、国民医療の確保のために尽力しておられることに敬意を表します。

 さて、記載要領通知の別表1を見れば明確なように、摘要欄への記載を必要とする項目(コード選択)が膨大に増えました。「情報収集」「審査の都合」と思われる項目が大幅に増加しているようです。

 「摘要」欄記載のコード選択方式を導入した目的「事務負担の軽減、記載の合理化、効率化」に逆行しているのではないでしょうか。

 次のことを要望します。

一、医療機関の事務負担軽減、合理化、効率化を主体とした改定であること

一、改定後に全国の医療現場へヒアリングをおこない改定の効果を測定すること

第2波・第3波に備え、支援等の抜本的な見直しを求める(要望書)

  • 2020年7月27日(月) 10:35 JST
 2002年末のSARS、2012年のMERSを知っていた日本(世界)が未知のウイルスとは言え、新型コロナウイルスに、ここまで翻弄されるとは思ってもみませんでした。
 過去の経験・知識から、不測の事態に対応すべく備えは十分であろう・・と無心に国や行政を信じ切っていました。
 ところで、未知のウイルスと最前線で闘うことになる医療機関への国や行政の此処までの対応は的確かつ迅速なものだったと言えるのでしょうか。
 当会は、県下の医科および歯科の医療機関に実態・意識調査を実施しました。第2波・第3波に備えた行動(提案)をおこなうためです。
 第1波では”不測の事態”と言えば済んだかもしれませんが、来るべき第2波・第3波では”予測される事態”ですから”的確”に”迅速”に対応して頂きたいものです。

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公的な医療用備蓄の充実を求める(第1回調査より)
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次の課題が浮き彫りになりました
●もっと迅速な配給方法を考案する必要がある
●もっと配給量(備蓄量)を充実させる必要がある
●配給品目の修正(見直し)が必要である
●公的支援だから、県下の全医療機関への平等な配給が必要である
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「人・物・資金」に配慮を求める(第2回調査より)
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次の課題が浮き彫りになりました
●感染対策に人/物/時間を要するため、外来患者数が抑制された
●医療資源(病床/人員等)の確保ため、入院患者数が抑制された
●感染症/休校/移動自粛等の影響から雇用体制維持が困難になった
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~医療機関は社会保障を支える重要な役割を担っているから~
「資金」に特別な支援策を求める(第3回調査より)
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次の課題が浮き彫りになりました
●前月比で数ポイントの改善はみられるが原状回復ほどではない
●「新規開業」や「増収減益」等は支援対象にならない
●支援制度の内容を理解するのに困難である
●支援制度の申請手続きが複雑である
●どのような支援制度があるのかイマイチ不明瞭である

薬価基準収載品目について、安定供給の責任を求める(要望書)

  • 2020年7月13日(月) 14:30 JST

2020年7月13日

厚生労働大臣 加藤 勝信 殿

製薬メーカー 各社

 

福井県保険医協会

会 長 津田 武嗣

副会長 吉田 浩士

 

薬価基準収載品目について、安定供給の責任を求める(要望書)

 

 貴職におかれましては、国民医療の確保のために尽力しておられることに敬意を表します。

 さて、日本は「生涯でがんに罹患する確率が男性65.5%、女性50.2%(男女共に2人に1人)(1)」という深刻な時代に突入しています。近年の前立腺がんは「死亡数は減少傾向」「減少傾向にあるものの罹患数は増加傾向(2017年第1位(2))」にある(1)と示されています。

 前立腺がんの治療には「ホルモン療法(内分泌療法)」がよくおこなわれます。患者さんの生命予後は、医薬品の供給状況に強く依存することになると言っても過言ではありません。つまり、供給の突然停止が、がんの増悪をきたし命に直結する問題となりうるのです。

 国と製薬メーカーは、薬価基準収載品目について、円滑かつ適正に供給がなされるよう努めなければなりません。突然の供給停止や欠品により国民医療に重大な支障をきたすことがないよう留意されたい。

 仮に、そのような事態が発生してしまった場合、その経緯や現時点での詳細な状況および今後の見通しについて、誠意をもって、極力具体的に医療機関ならびに患者さんに対して説明をおこなう必要があります。

 下記の品目は前立腺がんの主要な治療法に関わる薬剤であり、このたび武田薬品工業(株)社のリュープリン注射用キット各種の供給停止となりました。速やかな供給体制の改善を要望します。

 

 

[武田薬品工業(株)]

・リュープリン注射用キット3.75mg

・リュープリンSR注射用キット11.25mg

・リュープリンPRO注射用キット22.5mg

 

[他社]

・リュープロレリン酢酸塩注射用キット3.75mg(各メーカージェネリックあり)

・ゾラデックス3.6mgデポ

・ゾラデックスLA10.8mgデポ

・ゴナックス皮下注用80mg

・ゴナックス皮下注用120mg

・ゴナックス皮下注用240mg

 

参考)

(1) 国立がん研究センターがん情報サービス「がん登録・統計」(年次推移)

(2) 国立がん研究センターがん情報サービス「がん登録・統計」(最新がん統計)

緊急要請

  • 2020年4月 8日(水) 12:13 JST
緊急要請をおこないました。